夏疲れの方へ♪

9月に入り、朝晩は時折涼しい風を感じるものの、まだ暫くは残暑も続きそうですね。

お元気でお過ごしでしょうか?

この時期は、季節の変わり目。夏に溜まった疲れが、様々な症状として表れてくる頃です。

教室でもそんなお声をよくお聞きするようになりました( ;∀;)

こんな時は、日常の水分の摂り方や食事について少し考えてみませんか?

タイムリーにガンダーリ先生から皆様にメッセージが届きましたので、疲れがなかなか取れないけれど何をしたらよいかわからないという方も、ぜひご一読ください(^^)/

疲れやすく、フラフラしていませんか?

何だか、毎日だるい、動きたくない、疲れがたまる…そんなことはありませんか?

それは、暑さのせいではありません!でも、暑さのせいでもあるんです。

実は、直接暑いからだるい というのではなくて、暑いから汗をかく、汗をかく から塩分が外に出る。喉が渇くから沢山の水分をとる。そして、体の中の塩分の濃度が薄くなる、つまり電解質異常が起こるわけです。

体の中というのは水分がたくさんあります、そしてその水分は塩分と言ってもいいかもしれません。

もともと、私たちは海水から陸上に上がってきましたので、体の中は海水と似たような濃度になってるんです。それがあるから、様々なものが機能していきます。

ちょっと難しくいうと、塩分とは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルを含んでいるものになります。

電解質は細胞の機能や神経の伝達、筋肉の収縮などに重要な役割を果たしているので、そのバランスが崩れると身体の機能に悪影響を与える可能性があるのです。

よく、私が相談されるのは、おじいちゃん(おばあちゃん、高齢の方)が足がフラフラして立てなくなったのよ、急に動けなくなったのよ…ということです。

そんな時には、じゃあ、まず梅干しを食べてもらったらどうでしょうか?
塩分が足りなくなると、ふくらはぎがふにゃふにゃとなって、力が入らなくなったりします。
電解質異常が起こっている可能性があるので…とお伝えします。

すると、直ぐに実行した方から、すぐ元気になりました!というお返事をいただきます。

体の中には、必要なだけの塩分濃度があるんですね。

暑くて大量に汗をかいて、塩分が外に出てしまい濃度が薄くなっている時は、クーラーをとても寒く感じます、必要以上に寒く感じるのも塩分不足なんです。

塩分を取ってくださいと言うと、スポーツドリンクを飲めばいいんだろうと思う方もいらっしゃるかと思いますが、ソフトドリンクも身体に負担になってしまうものもありますので用心をしてください。できれば食事の中でしっかり取れるといいですね。

そして、その食事なんですけれども、家族みんなが同じものを食べて、みんなが美味しく感じるということはないのです!
実は、その方それぞれの塩分の濃度によって、美味しく感じたり、なんだか薄いと感じたりするわけです。

例えば 、奥様が一生懸命体にいいものを作る。
旨味もあるからコクがあり、塩分は薄めでも美味しく感じる。
自慢作を出したのに、ご主人が美味しそうな顔して食べていない…、または、醤油などをかけたりしている…、それを見て、がっくり来たり、場合によっては、旦那さんを味音痴と思ったり、または、あなたの健康の為にやっているのに!とけんかになったりご家庭もあるかもしれません。

実は、外に出て働いている男性、しかも体格は大きい旦那さんと、お家の中でそれほど汗もかかずにのんびり過ごしている奥様とでは塩分濃度が違うので 、美味しさの感じ方が違います。

私たちには、美味しいと感じる、自分固有のその時々の塩分濃度があるのです。みんな、それぞれ違うんですよ!決して、奥様の料理が下手だとか言うわけではありません。

また、一般的に塩はよくない!薄い味の方が体にいい!ということもちょっと脇に置いて、本当は、それぞれの方が自分のことを一番よく知っているので、自分が美味しいと感じるものが体にいいわけなのです。

だから、ある程度の味付けをしたら、最後の仕上げは、それぞれがほんのちょっと、塩や醤油や味噌などを加えたりするといいかもしれません。

ここで言っている『塩』は、もちろん精製塩ではありません、ミネラルをたっぷりと含んだ美味しいお塩のことです。

昔は、たしかに塩は、精製塩しかありませんでしたので、身体に良くなかったということはあります。

しかし、今は普通の塩かわちゃんと出回って、ミネラルを含んだ良いものが沢山あります。賢く選んでくださいませm(__)m

ふらふらしたり、やる気が出ない人は、お塩・ミネラル不足です。

※参考までに電解質異常の症状は、具体的には次のようなものがあります。

・倦怠感や筋肉痙攣
・頭痛やめまい、意識障害
・ 不整脈や心臓の動悸
・吐き気や嘔吐